
Wilderness新製品案内です。
今年の鱒の森10月号でも取材で掲載していましたネイティブトラウト専用ロッド Wilderness「HOKI」シリーズが2026年に発売となります。
こちらの製品は全て受注生産となっております。
すでにWildernessオンラインショップにて受注を開始しております。
Wildernessオンラインショップ
お取引がございます小売店様でも受注は可能です。
(Wilerness のHPに載っている小売店様以外でも受注は可能ですのでお店様にご相談ください)

ベイトキャスティングモデルとスピニングモデルと2モデルを同時リリース。

まずはそれぞれのスペックに関して詳しく説明したいと思います。

HOKIシリーズ ベイトキャスティングモデル HK409C-5
ROD LENGTH: 4ft 5inch / 5pcs
Model: ベイトキャスティング
Line: 3-6lb
Lure: 3-7g
Blanks: Eグラス
Blank Color: オリーブグリーン
Made in japan 日本製

HOKIシリーズ スピニングモデル HK410S-5
ROD LENGTH: 4ft 10inch / 5pcs
Model: スピニング
Line: 3-6lb
Lure: 2-6g
Blanks: Eグラス
Blank Color: オリーブグリーン
Made in japan 日本製
HOKIシリーズのベイトモデル、スピニングモデル共通の特徴として
①近距離のアキュラシーキャスト、ピンスポットキャストのしやすさ
②フッキングの乗せやすさ
③持ち運び、携帯性に優れたマルチピース仕様(5ピース)
④ガイドは超軽量のT2チタンフレームとトルザイトリングを採用
が挙げられます。
①と②の効果の要因としては、ブランクをグラス素材にしていることが大きいです。
しかしながら、グラス素材はベナベナで柔らかすぎるものあると思いますが、今回採用しているグラスは「Eグラス」。標準的なグラス素材で知られていますが、今回採用しているEグラスは結構反発力があるグラスになります。
ロッドを振ってみると「ん⁈これグラス?」と一瞬疑うくらい結構な反発力を感じます。
それにプラスしてガイドを「超軽量T2チタンフレーム」のガイドフレームをセッティングしたことにより、ガイドが軽量になったことでロッドブランクがもつ反発性をさらに活かせられることができました。ガイドリングはトルザイトガイドを採用。これも軽量化に一役買っています。

あと③のマルチピース仕様。
なんといっても寸法37cmという短さに収まる5ピースになります。
携帯性が優れていることで、機動力も上がります。
例えば滝や堰堤を高巻きする時にロッドを畳むことがほとんどだと思いますが、バックパックに収められる長さのマルチピースだと非常に便利。安全に遡行&高巻きできます。
また釣りを終えて、下山する時にもバックに仕舞えるので両手がフリーになりますからとても楽になります。
もちろん家や車に保管する時にも邪魔にならないものグッド。
近年はロッドの継ぎ技術が向上してきたおかげで、1ピースや2ピースのロッドとほとんど差がなくなりましたね。
ただたまに継ぎ部分のフェルールが緩むことがあるので、フェルールワックスは必ずつけたほうがいいです。これはフライロッドでも一緒ですね。

ベイトモデルに関してのみの特徴としては、やはりベイトの利点である取り回しの良さ、ピンスポットに打ち込むアキュラシー(正確さ)に優れいている点です。
またグラス特有の曲がり柔軟性のお陰で、軽いルアーでもしっかりロッドが曲がってくれるので、とても投げやすい設計になっています。
また4ft9inchというレングスは日本の渓流であればほとんどカバーできます。よほどの特殊な条件下以外は快適にキャストできるでしょう。

リールシートはロープロ、丸型どちらでも合わせられる仕様になっているので、お好きなリールをセットできます☆
グリップ素材はコルク。
握りやすさ、滑りにくさ等なんだかんだでやはりコルク素材が一番しっくりきますね。

スピニングモデルの大きな特徴とすれば、前述の共通の特徴でも書きましたがT2チタンフレームガイド採用によるガイド軽量化によってグラスブランクにもかかわらずカーボン素材並みに反発力を出すことができたこと。スピニングモデルにこそこのガイド軽量化が活きます。実はスピニングモデルの場合、ロッドの構造上ガイドが大きくなるため、ロッド全体にかかる重量の割合がガイドフレームに占める部分は大きいのが欠点。なので極力ガイドを軽くするほうが利点が生まれます。
チタンフレームガイドを採用する前は。「こんなに高価なガイドいるのか?」と思っていましたが、取り付けて振ってみると「なるほど!」と体感で感じるほど反発力の違いを感じました。実際に現場でテストしてみてもその違いは明らか。フッキング向上にもいい影響が出てくれて、かなり満足のいく仕上がりになってくれました。
もちろん重たいガイドがダメだと言ってるのではなく、もっとロッドを曲げて使用したい場合なんかは、ステンのガイドフレームにして全体の重量をあげさせてあえてよく曲がるようにしてもそれはそれで楽しいです。(その代わりに反発が弱くなりますが)
この辺りは好みもありますが、今回はガイド軽量化による反発力の向上を選びました。

テストの段階でも尺イワナをはじめとするいい釣果も出て、フッキングやファイトにしてもかなりいい結果を出すことができました。
グラス特有の粘りもあって大物とのやり取りも安心感があります。
フッキング後はロッドを立ててしっかりブランクを曲げてあげれば、綺麗なベンドカーブを描き、いい感じで魚が寄ってきます。
他のグラス利点を挙げるとフッキングの時の乗りの良さ、ファイト中のバレ軽減もあります。

色々とありましたがようやく来季リリースすることができます。
ガイドで今まで培った経験と、現場でテストして試行錯誤したことが形になったことはモノづくりをしていてやはり一番楽しいところ。
ロッドの命名はやはりこれも伯耆大山(ほうきだいせん)からが由来。
Wildernessの原点は全て鳥取県大山の渓にあるから。
開発&テストのほとんどがこの場所で行ったものだから、このネーミングは外すことはできませんでした。
ホーキミノーと共にテストを繰り返しましたしね。
なのでホーキミノーとの相性はバッチリですよw

ロッドの発売ですが来月の2026年1月15日〜から。
完全受注生産のロッドなので受注をいただきましたお客様から順次発送とさせていただきます。
早く欲しい方はお早めにWildernessオンラインショップにて受注いただければと思います。
来シーズンの活躍が楽しみです。
ネイティブトラウト専用渓流ルアーロッド「HOKIシリーズ」をどうぞよろしくお願いします☆
WildernessオフィシャルWebページ: https://www.wildernessjapan.com/
Wilernessオンラインショップ: https://wildernessjp.theshop.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/wilderness.japan/
FB: https://www.facebook.com/wildernessjapanoutdoor
山陰トラウトフィッシングガイド「STF」
お問い合わせ先 ご予約は下記まで
Mail:threegr0119@gmail.com
TEL:080-8526-8756
THREE GROUNDS 代表 松井伸吾
平日も予約できます。
*大型連休もやってます。
詳しくはお問い合わせください。
ブログ https://sanintroutfishing.com/blog/
山陰トラウトフィシングガイド公式HP http://sanintroutfishing.com/
Facebook https://www.facebook.com/stfguide
Instagram https://www.instagram.com/stfguide
Youtubehttps://m.youtube.com/@stf129
