
秋が深めいて日に日に気温が下がってきましたね。
紅葉も今が見頃でちょっと足を伸ばして山へ紅葉狩りへ行きたいところ。
さて今回はそんな秋風情とは真逆となる沖縄の離島へ釣旅。
今期最後となるSTF番外編ツアーへ行ってきました。

季節を逆戻りする旅の感覚は何か楽しい☆

快適な空の旅を終えた先には夏の日差しが…。

小さな空港に降り立つ時のワクワク感はいつ来ても変わらない。
今回の舞台は沖縄県久米島です。

ワン○ースに出ている悪魔の実のようなこの実は「アダンの実」。
ヤシガニが大好物だとか。

ホテルの外を覗くともうそこには美しいビーチと海です☆

可愛いヤドカリたちがそこらじゅういます。
これもベイトになっているんでしょうね。←(なんでも釣り目線で考えしまう悲しい性w)

散歩がてらビーチを歩くのもまた癒し。
ただこんな場所でもターゲットとなるトレバリー系(カスミアジ、ロウニンアジ、オニヒラアジといった南国アジ系のこと)が岸ギリギリを回遊していたりするから油断できません。

初日はあいにくの雨と強風でほとんど動けず。
結局この日は目的地の場所には行くことができませんでした。
夕方にようやく止んできたのでホテル近くで竿を出すことに。

流入河川を探ったりもしましたが、残念ながらバイトは得られず。

まあ自然相手の釣りにはつきものです。
なんくるないさ〜ということで生オリオンビールをカリ〜。(沖縄の方言で乾杯)

なんといっても離島の魅力の1つは島居酒屋☆
島ならではの食材とご当地料理に舌鼓を打ちます。
車海老とマグロ料理はやはり美味いですね〜。

翌朝は快晴!
宝石のようなエメラルドブルーの海が完全なるストレスフリーにしてくれます☆

目的地に着くともうそこは別天地。
息を呑むような神秘かつ天国のような美しいブルーのグラデーションが出迎えてくれます。
そこでロッドを振る幸せ…。
言葉では伝えられない絶景がそこに広がっています。

なんとゲスト様が1投目でこんな可愛らしい熱帯魚が釣れるという。
癒されますね。

イシミーバイ(カンモンハタ)がめっちゃアタックしてきます。
海が豊かな証拠ですね。

巨大ヤガラも結構釣れましたねw
群れが入ってくると連発でした。

こちらもよく釣れたクマドリというモンガラ系の魚。
ガツガツとフライにアタックしきます。

こちらも沖縄のお茶目な人気者ムラサメモンガラ。

写真映えする綺麗で可愛らしい、なんか憎めないやつ。
メインターゲットではないですが、毎回は1回だけも出会いたい魚ですねw。

こちらはターゲットの1つであるフエフキダイ科のムネアカクチビ。
こんな顔して実はナイスファイターなんです。
フエフキ系ってとにかくよく引きます☆

大物はブランドでは打たず基本はサイトフィッシング。
回遊してくるトレバリー系、フエフキ系、トリガー系を狙い撃ちします。
フラットフィッシングの醍醐味ですね。

でかいゴマモンガラのテーリングを見つけアプローチしましたが、残念ながらフッキングには持ち込めず…。
ゴマモンガラはいわゆるトリガー系(カワハギ系)で、海外でも人気のターゲットの一つ。
日本で最大級となるモンガラカワハギ科になります。
この魚はマジで食わせるがMAXクラスに難しいです。
しかもかかった後もとんでもないファイトをするので難易度がめっちゃ高い。
だからこそチャレンジしてみたくなります。

夜はまたお楽しみの島居酒屋巡りw
招き猫と赤提灯、そして三線の心地よい音に導かれ店内へ。

反省会と次の日の対策で話が盛り上がります。

気づけば居酒屋の大将と仲良くなるw
島人(しまんちゅ)の方々は温かく気さくに出迎えてくれます。
島居酒屋の魅力がここにあります。

翌朝、開始早々ダツの猛攻。
歯がヤバすぎるくらい尖っているので絶対に触ってはいけません。
指が飛びます。

本日も絶景の中に溶け込みます。
ここが日本ということが嘘みたい。

僕ら以外は誰もいない秘境感溢れる世界。

ブラインドで打っていくとイシミーバイがお出迎えしてくれます。

時折、フエフキ系も混じります。
これはアミフエフキ?かな。

まあまあいいサイズのムネアカクチビもキャッチ☆
#9ロッドでもギュンギュン曲げてくれますね。
フライはクラブ系のマーキンクラブ。

こちらは沖縄の青い宝石カスミアジ。
いつみても綺麗ですね〜。
綺麗だけじゃない、ファイトも1級品、強烈です。

ゲスト様写真撮っていただきありがとうございます☆

今回の釣行で最大となる魚は残念ながらラインブレイク。
前アタリのようなコツコツというバイトがあったのでストリッピング(ラインを引く動作のこと)を早くして誘うと手前10mで大型の魚がフライを放ったくっていき、左右に暴走したかと思うと一気に沖へ100m以上突っ走るというとんでもないファイト!
バッキングがとんでもないスピードで出ていき、ドラグが鳴り響く。
なんとか止めようとロッドのバットで耐えようとするが止まらない。
ドラグも締めるがそれでも出ていく。
なんとか耐えなければと距離を積めるために自分が魚の走る方向へ向かっていくとテンションがフッと軽くなった。
回収してみるとリーダーはズタズタになっており、30ポンドフロロでしたが見事にブチ切られました。
あの魚はいったい…。
正体はわからずですが、シルエット的には体高があって尾鰭の形的にも巨大なアカナー(バラフエダイ)かタマン(ハマフエフキ)だったのか…。
とにかく驚愕と痛恨の極みとなる出来事でした。

めっっっちゃ悔しかったです。
いやー、でもこんな美しい景色でそんな経験ができたことにホンマ感謝ですね。
ここには冒険と夢、ロマンがあります。
4日間と短い期間でしたが楽しめました。
ご参加いただきましたOさん、今回もありがとうございました☆
来シーズンもどうぞよろしくお願いします。
まだまだ楽しい釣旅は続きます。
STF番外編ツアーは海外、国内とさまざまなツアー企画を検討しております。
北は北海道や東北、南は沖縄離島。
海外はニュージーランドのトラウトやキングフィッシュ。
ハワイ南にあるクリスマス島のボーンフィッシュ、オーストラリアのパーミットやトレバリー等々。
気になる方は是非気軽にお問い合わせください。
ではまた。
山陰トラウトフィッシングガイド「STF」
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THREE GROUNDS 代表 松井伸吾
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