南国のフラットフィッシング(STF番外編ツアー沖縄離島編)

サイトフィッシングでトレバリーを狙う(沖縄県離島)

暑中お見舞い申し上げます。
最近は雨が断続的に降り続け、空気も変わったおかげで幾分か猛暑が落ちつていますね。
ただ大雨の影響で被害も出ているので渓へ釣りに行く時は十分に注意してください。
鳥取の各河川でも増水しているので十分に警戒が必要です。

さて先日は恒例となりつつあるSTF番外編ツアーの1つ、「沖縄離島ツアー」へ行ってきました。
今回は2つの離島を巡ってきました。

離島までの移動もワクワクです☆
飛行機の窓から眼下に見えるシャローフラットが気になり過ぎてずっと見てしまいますw

離島に着。
まずは腹ごしらえ。
ここの名物はなんと言っても車海老。
車海老そばをいただきます☆
海老の濃厚な出汁と特産品の味噌がマッチング!

もちろん忘れてならないのがオリオンビール☆☆☆
本日は移動のみなので昼からいただきますw
暑い沖縄にピッタリのテイストでやはり飲まずにはいられません。
旅には美味しい特産品とお酒が必須ですから。

翌日から釣り開始。
この島では3日間じっくりやります。


さあいざフィールドへ!
この海の色を見て感銘を受けない人はいないでしょう。

見渡す限りのシャローフラット。
ここは巨大なラグーン。
海外のようなフラットフィッシングを楽しめます☆

渓流とはまた違う美しさ。
こんな場所でロッドを振れる幸せ。
生きててよかったと思える瞬間ってあると思いますが、間違いなくこの瞬間もそう思えます。

ターゲットはガーラ(沖縄の方言でトレバリー系を指します)とフエフキ系のタマンやムネアカクチビ。
それとトリガーフィッシュのゴマモンガラなどの魚です。

こちらはフエフキダイの1種、マトフエダイ。
現地ではムルーと呼んでいます。
30センチくらいでも結構引きます。
南国の魚ってホンマにファイトがすごい!

こちらの魚はカワハギの仲間であるクマドリ。
ブラインドで釣りすると彩りある魚たちが色々と釣れます☆
五目釣りも楽しいですね。

トレバリー系はフライフィッシングの場合、サイトフィッシングで狙います。
これがエキサイトでゲーム性が非常に高い。
まずは魚までのアプローチが非常に重要です。
そしてキャスティング技術、立ち位置、フライの着水、リトリーブテクニック、フッキング、そしてファイトのやり取り。
忘れちゃいけないのがフライラインの処理や手捌き。
全てのスキルがうまくいかないとキャッチには至りません。
尺ヤマメの難しさと似た要素がこの釣りにはあります。
いや慣れていないとそれ以上の難しさがあります。
渓流フライができるからと行ってソルトフライもうまくいくわけではないのが難しくも面白いところ。
ただヤマメ釣りが好きな人はこのフラットフィッシングのトレバリー狙いに絶対ハマると思います☆

1本目のトレバリー。
こちらは50くらいのカスミアジ☆
めちゃくちゃ引きました!!

ビジュアルがカッコいい美しい魚。
この1本だけでも満足感が半端ない。
この魚は#8ロッドでキャッチ☆

こちらはムネアカクチビ。
フエフキ系になります。
大型のフエフキダイの仲間です。
サイズは40くらいだったのですが、まあ引く引く。
#9の強いロッドでもしっかり曲げてくれます。
これの60を超えてくるやつになるともうヤバい。
フックも曲げられない頑丈なやつが必要です。
過去にタマン(ハマフエフキ)の47くらいの釣ったことがあるのですが、とんでもないファイトでした。

そしてこれが今回の1番印象に残った魚。
これもカスミアジ。

惚れ惚れする魚体。
映えすぎでしょ。

ファイトもとんでもなく引きます!
バッキング余裕で出ます。
ただあんまり走らせすぎないように気をつけないとサンゴや岩礁で根ズレ起こしてラインブレイクする可能性があるので、ロッドパワーを活かして止める必要があります。

サイズは余裕の60オーバー。
まだまだ大きいのもいます。

ただ全く釣れない日ももちろんあります。
夢やロマンを追い求める楽しさもあるのがこの釣旅なのです。

晩はもちろん地元居酒屋でカリ〜🍻(沖縄の方言で乾杯)
キンキンに冷えたオリオンビール生がもう最高!

地魚の刺し盛り。

小車海老の唐揚げ。

海ブドウも美味しかったですね〜

ここで1つ目のツアーが終了。
さて次なる離島へ移動。

一旦那覇空港へ戻り。

那覇でゲスト様と合流して一夜を明かす…
沖縄の泡盛やウィスキーがもう進みすぎちゃいますw

次の日からブルーが美しい離島へ移動。

今回はルアーメインで釣りをします。
無人島へ渡ります。

美しすぎる海に見惚れてしまいます。

珊瑚礁の数も半端ない。
こんな海見たら頭おかしくなるでしょうw

上陸☆
もうここに立つだけで幸せ…

私は引き続きフライで狙います。
一発カスミアジのバイトがあったのですが惜しくもフックアウト…
めちゃくちゃ悔しい〜

いい景色ですね〜

休憩の時の乾杯!
これがもう堪りません。
(しっかりと水分補給してから飲んでおります)

リーフエリアを探るとカラフルで綺麗な根魚たちに出会えます☆

この離島では大物こそは逃しましたが、五目釣りが楽しめました☆

冒険感、秘境感をたっぷり感じることができます。

映えまくるレモネード☆

タコライスが異様に美味いですよね。
南国の風土にある食べものや飲み物がやはり最高☆

琉球王国の文化を感じることができるのも離島ならでは。

ビーチへの入り口。
心踊る瞬間です。

ここで簡単にタックル紹介。
フライは#8〜#9の9ftのロッド。
フライラインは今回は全てフローティングタイプ。
フライパターンはシュリンプ系やクラブ系、ベイトフィッシュ系をいくつか。
具体的にはクレイジーチャーリー、ガッチャやマーキンクラブ、デシーバーなど。

ルアーは7〜8ftのバットがしっかりしたパックロッド。
ラインはPE2号。
ショックリーダーは40ポンドが基準。
ルアーはペンシル、ポッパー、スプーン、ミノー。
沖縄ブランドの蛙スプーンがやはり色々と汎用性が広くいいですね。
ブルースコードやその他シンペンも効果的。

バリバスのショックリーダーはナイロンタイプとフロロを両方用意。
テーパーリーダーはティペット部をカットして30ポンドを継ぎ足して全長9〜10ftになるようにしてます。

今回は釣りだけでなくシュノーケルツアーも体験いただきました。
海の中は外から見た世界とは全く違う世界になります。
絶対的に泳ぐことをおすすめいたします☆
魚のポジションや観察にもなりますからねw

今回も本当に楽しく充実したツアーとなりました。

ご参加いただきましたゲスト様、ありがとうございました☆
次回は10月と11月に開催する予定ですので気になる方はお気楽にお問い合わせください。

山陰トラウトフィッシングガイド「STF」
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TEL:080-8526-8756
THREE GROUNDS 代表 松井伸吾 
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