ニュージーランド

STF番外編ツアー2024NewZealand北島編②

Wild Rainbow Trout in NewZealand(North island).


STF番外編ツアー in NewZealand北島編の続きです。
今回からいよいよ釣り本番です。

天気は快晴!
NZの壮大な大自然と景色で気分は最高⭐︎

NZの田舎ではよくある牛と羊の往来。
牧場の中の道が多いので注意が必要。
でもこの風景がいいんですよねー。

さあ、入渓です。
昔よく通っていた川なのですが、ここの魚のクオリティーはホンマヤバいです☆

川の雰囲気はこんな感じ。
ロッドが振りやすい開けた渓相です。
風が吹き抜けやすい渓谷なので、時折強風が吹くこともあります。

入渓してすぐ良い流れがあったので探ってみると…

いきなり良いブラウンをキャッチ☆
シケーダパターンのドライフライをパクッって出てきました!

Mさん初めてのNZフィッシュ。
おめでとうございます!
遠路はるばるここまできた甲斐がありましたね。
50センチちょいくらいでした。
ここの川ではアベレージくらいのサイズ。
実はこのブラウンの前に70センチクラスのチョイスもあったのですが、残念ながら見切られてしまいました。

続けてOさんもグッドサイズのブラウン☆
こちらはサイトで。

よく引いてましたねー
グッドファイターなブラウンでした。

ここでランチタイム。
良い魚を釣った後はお腹が減りマスw
NZの食材がぎっしり詰まったサンドイッチを頬張りました☆

ここでちょっとフライシステムの1例を紹介。
今回よく多用したのは上の画像のようなドライ+ニンフのドロッパーシステム。
NZではポピュラーなスタイルです。
このシステムは合理的かつ有効で、色んな場所で活躍してくれます。北海道でもかなり有効ですよ。
ニンフはタングステンビーズを使った重ためのヘビーニンフを使用。
状況によってドロッパーの長さやニンフのウェイトを変えます。
ドライフライのパターンとしては、ロイヤルウルフやシケーダ、スティミュレーターX、ハンピーが定番でサイズは#4〜#8が標準。
ニンフだと#10〜#16あたりで、#12〜#14が最も使用頻度が高いです。
テーパーリーダーは2X〜3X、ティペットも2X〜3Xです。8lb〜10lbが基準です。12lbも使う時があります。
テーパーリーダーはナイロンでもいいですが、継ぎ足すティペットはフロロを使用します。
ちなみに僕のおすすめはリーダーはバリバスのプロドライFHT 3X11ft とエキスパートスティルウォーターFHT 2X 14ft。ティペットはマスタースペックプロ フロロ 3Xと、マスタースペックⅡ フロロ 2X~3X。

テーパーリーダーは今回のドロッパーシステムでの場合、9ftくらいになるようにカットして使用します。(バット部ではなくティペット部をカットしてください。)
重たいヘビーニンフを使用する上に、空気抵抗を受ける大型ドライフライを投げるので、長いリーダーだとかなりしんどいです。ドライフライオンリーだったらカットする必要はありません。
ただドライオンリーでやると痛い目に遭います。
川にもよるのですが、大半の魚がニンフをメインに捕食している個体が多いです。
心に余裕があればドライオンリーでドライフライに反応する魚だけを狙ってもいいと思います。

次はMさんが見頃なレインボーをキャッチ!

素早く撮影してリリース。

天気は曇一つない快晴。
フラットな流れの中、気持ちよくロッドを振ります。

この日はこれにて終了。
お疲れ様でした。

帰ったらNZ名物のFish & Chips。
これと合わせるのは僕も大好きなSPEIGHT’S☆☆☆(スパイツと言います)

NZはクラフトビール大国。
このヘイジーも個性的で旨い!
去年行ったマールボロのビールです。

こちらは昨日のディナー風景。
真ん中にあるのがグリーンマッセル。
NZ固有のムール貝。
これをオリーブオイルとニンニクとバターで軽く炒めた後、白ワインで蒸して最後にパセリを散りばめます。
これがめちゃくちゃ美味しいんです☆

もうワインが進む進むw
スーパーで1kg約$6くらい。(*この時のレート:ニュージーランドドルで約93〜94円)
めっちゃ安くて美味いって最高です☆
NZ来たら絶対食べてほしいグルメです
途中寄ったワイナリーのワインといただきます。

食後のポテチ。
パッケージデザインが面白かったので買ってみましたw
ちなみにポテチレベルも高いので大概ハズシありません。
これも美味しかったです☆

翌日、この日も同じ川へ。

川のセクションを変えて入渓。
ここは昔から実績の高いところ。

開始2投目で釣れました。
やっぱり魚影が濃い!

Mさんもギュンギュン曲げています☆
ロッドをしっかり立てて、曲げてしならせることが大事です。
魚の凄まじい引きに慌ててロッドを寝かせてしまうと、ロッドのしなりをを活かせず切られてしまいます。
落ち着いて素早く余分なラインをリールに巻き、ドラグファイトにもっていくことが重要。

無事キャッチ!

これも太くていいレインボーですね☆

続いてOさんも☆

この太さわかります?
もう筋肉の塊みたいなレインボー。

ランチは今日もサンドイッチ。
挟んであるハムが異様に旨い。

ランチ後に釣れたブラウン。
めっちゃ引くのでレインボーかと思いました。

胸鰭が団扇のように大きく発達しています。
よく引くわけです。

ニュージーランドらしい牧場景色の中を釣り歩く。
これだけで癒されますね。

Oさん、グッドレインボーをキャッチ!
ドラグ鳴りまくってましたね。

素晴らしいプロポーションの雄レインボー☆

またまたグッドレインボー。
どの魚もクオリティーが高い!

これもいい魚。
一体どれほどの魚をストックしているのか…

いやーこの日もよく釣れましたね☆
本日は十分に釣ったのでこれにて終了。

帰った後は旨いビールとワインで宴ですw

1日を振り返りながら釣り談義。
この時間も最高ですね。
明日は最終日。
川を変えて挑戦です。
次回もお楽しみに☆

山陰トラウトフィッシングガイド「STF」お問い合わせ先 
ご予約は下記までMail:threegr0119@gmail.com 
TEL:080-8526-8756
THREE  GROUNDS 代表 松井伸吾 
平日も予約できます。*大型連休もやってます。詳しくはお問い合わせください。
ブログ: https://sanintroutfishing.com/blog/ 
山陰トラウトフィシングガイドSTF公式HP:http://sanintroutfishing.com/ 
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STF番外編ツアー 2024 NewZealand北島編①

North Island, New Zealand

先日はSTF番外編ツアーとしてゲスト様2名とニュージーランドに行っていきました。
日程は8日間。
今回の舞台はニュージーランド北島です。


旅の始まりはまず関西国際空港から。
空港の雰囲気って旅に出るぞっ!って感じになるのでいつもワクワクしますね。
往路のフライトは関空〜香港〜オークランドという香港経由の長時間フライト。
コロナ禍に入って関空からのニュージーランド直行便が無くなって今では経由のみ。
早く直行便が戻ってきて欲しいものです。


まずはキャセイパシフィックにて香港へ。


香港での待ち時間は3時間。
待ってる間は当然これですw


ニュージーランド航空はカッコいいですね。
オールブラックスを思わせるブラックをベースにシルバーファーンのデザイン。


機内食。
カトラリーがウッドなところがNZらしい。


ここでまた誘惑が…
ニュージーランド航空の魅力の一つといえばワイン。
いくつものNZ産ワインの提供があり、ついつい飲んでしまいますw


おすすめはやはりソーヴェニオンブラン☆
NZに着く前からワインを楽しめます。


Kia ora!(マオリ語で「こんにちは!」)
オークランド着☆
いつものマオリの門がお出迎え。
いやーやっぱりフライト時間長いですね。
香港からオークランドまでは約11時間くらいです。
でもまだまだ移動は続きます。


レンタカーを借り、さらに移動。
本日は釣りはなく移動のみ。
タウポへ向かいます。

オークランド郊外へ出ると徐々に牧場風景が増えてきてNZらしい景色に変わってきます。
癒されますねー。


途中、ランチでカフェへ立ち寄り。

NZではポピュラーなパイを食べる。
これが美味いんですよねー。
色んな味があるんで選ぶのに困ってしまいます。
これは確かチーズ&ハム&ミートだったかな?


NZはアイスクリーム消費世界一の国。
当然アイスも美味い。
ただお目当てのホッキーポッキー(ハチミツ入ったアイス)が売り切れていた、残念。

Huka falls(フカ滝)


タウポに着く直前にあるフカフォール。
いつ見てもすんごい水量です。


天気がいいので気持ちがいい!

フライフィッシャーなら誰もが気になってしまうw


Lake Taupo着。
本日はここで1泊。
タウポでは釣りしません。
目的地はまだまだ先なのです。


タウポにあるトラウトのオブジェ。


街を歩けば色々と見つかるトラウトの絵や文字。
そうタウポは世界中のトラウトフィッシャーが集う場所の一つ。
こういうのいいですよね☆
こんな街、日本でもあったらなーと思います。


タウポのローカルショップ。
ここでショップ店員さんとコミュニケーションをとったり、ローカルフライを買ったりするのも楽しみの1つ。
ここでいくつか参考になりそうなフライを購入☆
そういえば店内様子の画像を撮るのを忘れてました。


なにわともあれまずは乾杯!
まずはおすすめのNZビール「Tui」から。


NZはビール大国。
ご当地に様々なビールがあり、めちゃくちゃ種類があります。もちろん美味い!


MONTEITH’Sのビールも大好き。
南島のWest coastにあるビール会社です。


NZの食材をふんだんに使った料理の数々。


当然NZのソーヴェニオンブランと合わせるのがGood!
ご当地の食材とお酒を堪能する、これぞ旅の醍醐味です。


Motelに戻ってからも飲みw
テンション上がるラベルのビールを飲んでさらにモチベーションをあげていきます。


翌朝。
まずはフラットホワイトで目を覚まします。
NZはカフェ大国。
特にこのフラットホワイトは超おすすめ。
カプチーノに近いけど違います。


シャレおつにベーグルとフラットホワイトで朝ごはんをいただきます☆


途中、スーパーで買い出し。
スーパーの買い物も楽しいんです。
NZは酪農大国なので、肉やチーズが安くて美味しい!



あと忘れてならないのがこのグリーンマッセル。
NZにしか生息していないムール貝。
これの白ワイン蒸しが最高なんです。


続いて向かったのは…


景色の良いこのおしゃれな建物は


ワイナリーです。
ここはビストロも併設しており、最高の景色を眺めながら食事とワインを楽しめます。
我々は先を急ぐので今回はワインのみの購入。


シャルドネとシラーを購入☆
飲むのが楽しみです。


さらに移動。
ここはホークスベイ地方のネイピア。
海が美しい。


途中、4年前にも訪れた川を覗いてみました。
昨年に大水が流れたようで、その爪痕が結構残っていました。


Motelに着。
ここが今回の拠点となる宿になります。
日が暮れるまでにまだ時間があるので、夕方だけちょっと釣りに行くことに。


入渓地点でパシャ!
バックにあるのはFish & GameのAngler accessの看板です。


もうすぐにでも釣れそう。


まずはフライのシステムとポイントの流し方をレクチャー。


レクチャー中に釣れてしまったレインボー。
気温が高かったためか深場に魚が落ちていたようです。
ヘビーニンフを流し込むと1発で食ってきました。
ゲストのMさんもヒットしたのですが残念ながらバレてしまいました。
残念でしたがまあ明日からが本番です。今日は下見と肩慣らしです。
明日から気合いを入れていきますよ!


今回のブログはここまで、明日からいよいよ本格的なNZフライフィッシングの始まりです。
ではまた次回をお楽しみに☆